2008/08/31

東南アジアな日本


日本の気候が、なんだか東南アジア化してしまっている。


花の金曜日夜の雷雨には、度肝を抜かれた。


仕事帰りに、自由が丘で焼き鳥を美味しくほおばっていたのだけど、いざ帰ろうと店を出て唖然。


滝の中に紛れ込んでしまったのかというほどの大雨と激しい雷。


そして駅に着いて、さらに驚き。


落雷によって、東横線が止まってしまったらしい。


駅に集まるひと、ひと、ひと。あいにく、大井町線は動いていたので、無事に岐路につけたが、こんな事態に遭遇するとは、最近の気候は、いったいどうなってしまったのか。


実家のある愛知県岡崎でも、かなりの被害のようで、テレビで流れる映像を見て、ほんとうにびっくりした。


そんなこんなで、東南アジアな天候には、アジアな料理で元気を注入ということで、昨日土曜は、三軒茶屋で有名なタイレストラン「クルン・サイアム」に行ってみた。


タイ料理は、
スキューバーダイビングでプーケットに長らく滞在していた学生時代にハマッて以来、とても好きで、結構いろんなタイ料理屋に行っているのだが、クルン・サイアムの雰囲気はタイの民家ってな感じで、なんとなく懐かしい。ただちょっと化学調味料の分量が、自然なスパイスよりも多いように感じられ、味はいいのだけど、後味がちょっぴり違和感があるような印象。


プーケットで、スキューバー帰りに毎晩食べていた、あのフライドライスが懐かしい。

2008/08/24

早起き

案の定、昨夜は、リモンチェッロに飲まれて、いち早く眠りこけてしまったため、今朝は、なんだか早く目が覚めてしまった。


せっかくなので、早朝5時の近所を軽く散歩。


今の職場では、朝は結構早く出勤しているので、早朝に出歩くこと自体は、自分にとっては珍しくないのだけど、やっぱり休日の早朝にぶらぶらするというのは、なかなか新鮮。


旅行に行くと、必ず早起きして、少し散歩してみるのが好きで、印象に残っているのは、マルタ共和国とタイ プーケット。


マルタでは、絵画のような建物が海に囲まれた、その清々しい朝が忘れられない。思わず駆け出し、そのまま何キロかジョギングをしてしまったくらいだ。


プーケットでは、毎日、スキューバーダイビング三昧だったので、薄暗闇の早朝のなか、いかにもアジアっぽい海岸線を歩き、ジープで爽快にボートまで向かっていたことが思い出される。


日々の活動が始まる前の早朝の静寂は、なんとなく気持ちを引き締め、なんとも言えないワクワク感を感じさせる。

シチリア料理

昨夜は、ここ最近、足繁く通っている池尻のシチリア料理「Parentesi 」へ。




ちょうど店のある通りでは、盆踊りが小雨の中で元気良く優雅に行なわれ、道の両脇には、綿菓子やとうもろこし焼きなどなど昔懐かしの祭りの出店が並んでいた。




商店街通りのど真ん中に、やぐらが組まれ、その周りで人々が踊る、というのは初めて見る光景だったので、ちょっと驚き。


「Parentesi 」では、イタリアビールや、ジンジャーワインをジンジャーエールで割った「ダブルジンジャー」を片手に、苦味がたまらなく美味しい"クレソンとルッコラのサラダ"、チーズのパンチが聞いていて、肉のような食感の”活ダコの赤ワイン煮"を食す。








そして、"ナポリと悪魔のピッツァのハーフ&ハーフ"を頬張り、以前からずっと食べたかった"カルボナーラ"についに挑戦。



















ここの店は、本当に何を食べても感動ものの美味しさ。数年前に、シチリア島を周遊したときに食べた数々の料理が、そのまま味わえるので、ついつい頻繁に通ってしまう。

そして最後は、リモンチェッロをくーっと。





2008/08/20

アイデンティティー・クライシス

今月号の「経済広報」に掲載されていた、ドイツの駐日特派員へのインタビュー記事は、とても興味深い内容だった。


「アイデンティティー・クライシスにある日本」と題されたその記事では、日本は国としてのアイデンティティーを失くしていて、それが将来の日本にとって非常に大きな不安要素としてのしかかっていることをまとめている。特に下記の記述には、とても考えさせられる。


" 日本はどこへ行くのか、どのような国、どのような社会を目指すのか、というビジョンがない。国際社会で日本の声が聞こえないのは、日本が何も言わないからで、何も言わないのは、言うべきビジョンやアイデンティティーがないからである"


もっともな指摘である。


日本人としては目を覆いたくなるような事実であるが、これが国際社会から見た日本に対する多数派の意見だと思う。世界を見渡せば、隣国の中国は強固な国家アイデンティティーを確立しているように見えるし、アメリカに至っては、国民それぞれの強烈なアイデンティティーが塊となり、それが大国アメリカの姿となっている。日本は、ビジョンやアイデンティティーがないことが国家アインデンティティーであるとも言うべきであろうか。


やはりこういった状況を打破するには、国民ひとりひとりが若いうちから日本の将来を考え、積極的に国のあり方について提言していくことが最低限の必要条件だと感じる。そういう草の根的なことが広がり、世論としての圧力になり、短絡的且つ既得権益死守が最優先課題である政治家や官僚の暴走を食い止めることになるだろう。それがひいては、日本にビジョンとアイデンティティーを根付かせる第一歩になると思う。

2008/08/16

男でも楽しめる "Sex And The City The Movie"


Sex And The City The Movie 先行上映に行ってきた。


男の自分は、おそらくこの映画のメインターゲットとなりえていないのだろうが、それでも十分に楽しめる完成度の高い映画だったと思う。熱狂的なファンにとっては、ちょっと例えが的ハズれなのかもしれないけど、一時期ハマっていた「アメリカン・パイ」のようなアメリカらしさを感じる。底抜けに明るくて、ときどき卑猥で、たまにグッとくるという・・・それにいわゆるガールズトークならぬ、レディーストーク満載なところがスパイスとしてふりかかる。


会場に来ていたひとのおそらく8~9割ほどが女性で、それらしい方々がチラホラと散見された。40代以上の女性が主人公だという日本的にはやや無理がある設定でも、これだけ魅せるのは凄い。


あと、WEBプロモーションもなかなか手が込んでいて面白い。公式HPのひとつのコンテンツとして用意されている、主人公愛用MACのデスクトップが見れるというページは、実際にチャットやメール、写真などなどを見ることができて、見応えがある作りになっている。

お盆休み


13日から盆休み。


この時期に暦通りの休みを取るのは初めてのことなので、なんだか不思議な感じがする反面、小中高の学校時代の夏休みが思い出され、懐かしい感覚にもかられる。


この休みでは、ここぞとばかりに美味しいものを食べたり、オリンピックにかじりついたり、映画を観たり、美術館に行ったりと、いわゆる「安・近・短」の休暇を満喫。


食では、近所の鮨屋をひさしぶりに訪問し、変わらない魅惑の味に大感動。また、息の長いブームが続くカレー鍋屋に1年ぶりに行ってみたり、青島ビール片手に北京ダックを丸ごと一匹平らげて、夏バテ予防にパワーチャージ。しかしながら、さすがに胃腸が疲れてきて、さらっとしたものが食べたいと、ふらりと入った恵比寿の蕎麦屋 玉笑では、蕎麦の味もさることながら、おもてなしのサービスに感激。


そしてついに「崖の上のポニョ」を鑑賞。中年男性2人と小さな女の子という不思議極まりないドリカム風グループの「ぽ~にょ、ぽ~にょ・・・」という主題歌だけが独り歩きしていた感のあるこの映画だが、中身はやっぱりジブリという内容だった。ただ、もののけ姫などの大作と比べて、作品を通じて社会に訴えかけるような痛切なメッセージというのがなかなか感じられず、どちらかというと監督の個人的な心情が色濃く出ている作品だと思う。


東京都写真美術館では、
「今森光彦写真展 昆虫 4億年の旅」と「ヴィジョンズ オブ アメリカ 第1部 星条旗」を見る。自然の中での昆虫が織りなす色彩は、人間が作り出すどんなものよりも絶妙な美しさで、しばし時を忘れて数々の昆虫と対面する一方、スティーグリッツなどの写真の原点となる作品を鑑賞した。

2008/08/03

美術館とシチリア料理


昨日土曜は、ブリヂストン美術館を訪問。


古代美術から印象派、抽象絵画が展示されていたのだけど、絵画や美術品が訴えかけるパッションにとても感動させられた。


特に心に残ったのは、クロード・モネの「黄昏、ヴェネツィア」と、ラウル・デュフィの「オーケストラ」。

斬新なタッチとしばらく時間を忘れて見入ってしまうような色彩はまさに圧巻。


あと、紀元前に作られたとされる古代美術品も複数展示されていて、作品ひとつひとつに刻み込まれた深く長い年月の歴史を感じ、なんだか言葉を失い圧倒されてしまった。とてつもない月日が経っているのにも関わらず、現代の感覚しか持ち合わせていない自分にも、その美はとても素晴らしく、壮大な人類の歴史というものを考えさせられた。










そして夕食は気のおけないいつものメンバーで、イタリアビールを片手にシチリア料理。













定番の自家製ウインナーと野菜の盛り合わせにリゾットを添えてもらった一品、築地よりも新鮮だという空輸された鯛と海産物のブイヤベース、チーズと甘いトマトのハーフ&ハーフピザなどなどたらふくたいらげて、とても楽しいディナー。